he21sラパンのロアアームを自分で交換してみた
どもこんちは、だらぱぱの愛車 he21sラパンのロアアーム交換を記事にしてみました。徳大寺センセイに言わせるとラピィンですね。
こんな古いクルマ修理する奇特な人に届きますように。
ラパンのロアアーム交換のきっかけ
車検に出すと整備士さんから『右前ロアアームにガタがきてるよ、でもだらぱぱさんは交換しないでしょ。気を付けて乗ってね。スッポ抜けたらカメ(走行不能)よ。』
だらぱぱ『あれ??記憶が確かならロアアームは結構ヤバいやつでわ…??』と思いながら二つ返事で応えたんだけど、気になって検索してみたらありましたですよ…
"走行中にロアアームのボールジョイントが外れた場合、ハンドル操作が利かなくなり走行不能となる"
やっぱりカメだ!!いやダメだ!!
という訳で日曜大工ならぬ日曜モータース開業。
he21sラパンのロアアームを検索
だいたい同年代の似通った車種と同じ部品が使えるようになっているので適合車種はたくさん出てくる、he21sラパンの場合はマツダの軽なんかと同じなんだよね(OEMだったっけ??)
同車種でも年式によるモデルの違いで適合部品が変わったりするので購入前にしっかり確認しときましょう。
ってことで穴が空くくらい確認して選んだのがこれ
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スズキのこのタイプ(I型)は耐久性に難ありなんすけど、その代わり造りが単純だから価格も安い。スズキらしいといえばスズキらしい。
ラパンのロアアーム交換作業
だらぱぱの持ち物
・レンチ(14,17,19mm)
※車載工具にだいたい入ってる
・ハンマー
・ジャッキ
・ペンチ
※車載工具にだいたい入ってる
・ハンマー
・ジャッキ
・ペンチ
ジャッキアップめんどくさいなー、そうだ!!
車両前方からのぞき込むと…
分かりやすいように車両の外側から①、②、③と番号を振ってます。
この3ヶ所のボルトやナットでロアアームを固定してるってわけです、ってことはこの3ヶ所を外したら交換できるってこと。
①と③はボルト抜くだけなんだけど②のナットは緩み防止の割りピンが入ってるので…
あっ、割りピンってのは簡単に言うとナットの脱落防止のピンです。
真っ直ぐなピンを打ち込んだ後に尻尾を曲げでナットの溝に入れると溝付きナットが回らなくなります。
真っ直ぐなピンを打ち込んだ後に尻尾を曲げでナットの溝に入れると溝付きナットが回らなくなります。
※http://www.adlersnest.com/さんより画像を引用しました。
ハンマーでコンコンいわせてピンをまっすぐにしたら…
ペンチでスッと抜ける。これでロアアームはずすことができます。
交換したら逆の手順で固定しましょう。
ちなみに新品のロアアームのボールジョイント部分は動きが硬いです、野球のグローブが新品だと固いようなもんです。取り付けにはコツがあるですよ。
最初に①(ボールジョイント)を固定してから
②に刺さってるスタビライザー(車両前方から伸びてる長いの)をグッと押し込んでナット締め&割りピン
③を締めて車体とロアアームをガッチリ固定
まぁ【外から取り付け】と覚えとけばいいと思いますですハイ。
左が取り外したロアアーム
右が新品のロアアーム
右が新品のロアアーム
先っちょのボールジョイント部分がぜんぜん違いますねー、ゴムのブーツもペチャンコです。
金属部分はプレステコントローラーのジョイスティックみたいにクリクリ動くんだけど、コレがすり減って縦方向に動く(コントローラーで言うと押し込む)ようになるとハンドル切ったり段差を乗り越えたときに異音(コトコト音)がするようになります。
こうなるといつ抜けてもおかしくないので取り急ぎ交換交換。
終了したら近所をゆっくり試運転、異音がしたり運転後にボールジョイント部分からグリスが飛び出したりしていなければ無事成功。
ロアアーム交換作業の注意点
足回りだからボルトやナットはきっちり締める。
作業終えたら行きつけの車屋へ行って点検してもらってもいいです、点検だけならタダ。
あとジャッキアップしたら車体の両サイドにブロックなり角材なり噛ましてジャッキの補助をしときましょう。
片側のみジャッキアップすると作業中にグラグラして危険なので。
he21sラパンのロアアーム交換作業を終えて
まあ大きめのプラモデルかラジコンだと思えばどうにかなるかもしれませんし、ならないかもしれません。
信じるかどうかはあなた次第です笑
車屋へ頼むと部品と工賃で8,000~12,000くらいかかるんだけど、DIYなら部品代だけでオッケー。
そして右ハンドルなのでだいたいのクルマは右から先にダメになるんだけど、片方がダメになると反対側もそろそろ寿命なことが多いんですね。
大事に乗るつもりなら2本セットで買って常にスペアを持っておくといいかと。
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左のロアアームも交換してみた
上で自分で書いたように右を交換したら一年ほどで左のロアアームもコトコト音がするようになったので同じように交換してみた。
左右が違うだけで余裕余裕…と思ってたら思わぬ落とし穴が。
③のボルトは脚が長いボルトなんだけど、まさかのオイルパンが干渉して作業のジャマすぎ。
いろいろと検索すると力業でエンジンをずらして作業する人とか居たけどちょっとマネできない、ってことでボルトの入射角をナナメにしてネジ穴に入ったらしばらくは手で回して隙間ができたらラチェットを使うことで問題解決。
しかしまぁ普通に欠陥だと思うのですが…
完全に干渉してるもんねぇ…
まあ出来たからよしとしよう、外したロアアームはというと
新車登録から14年、痛みに耐えてよく頑張った!!感動したっ!!
これでしばらくは大丈夫、みなさんも安全運転で楽しいカーライフを。
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